創業融資で金融機関に見られるポイントは2つあります。1つ目はこれから行うビジネスの経験年数、2つ目は自己資金をどれだけ貯めてきたか、になります。
経験年数
創業融資においてはこれから行うビジネスの経験年数がとても大事な審査ポイントになります。なぜなら、経験があるビジネスで開業した方が成功する可能性が高くなるからです。具体的には6年以上の経験が望ましいです。
また、店長や管理職などマネジメント業務に携わった経験や営業、販売促進に関わる業務の経験などがあればなお好ましいです。逆に、全く未経験のビジネスで開業しようとすると融資を受けることが非常に難しくなります。たとえ、パートやアルバイトなどでも、また半年や1年といった短い経験であったとしても、未経験に比べると融資を受けられる確率は上がります。
自己資金
自己資金は多ければ多いほど良いです。創業に向けてしっかりとお金を貯めて準備をしてきたことをアピールすることができるからです。また、審査では預金通帳の提出を求められます。その預金通帳では、コツコツと預金を貯めている事が分かるものだと金融機関の評価が高いです。逆に、突然大きな金額が振り込まれていたりすると金融機関も経営者が自分で貯めたお金ではないのではないか、と疑いの目で見られてしまいます。
創業融資においては、融資を受けられる金額は経験年数と自己資金によって決まることになります。
