昔、融資を断られた金融機関へ融資の申し込みをためらう経営者の方もいらっしゃいます。やはり一度融資を断られると、また行ってもダメなんじゃないか、という風に考えるのもわかります。もっとも、金融機関の融資方針というものは、結構な頻度で変わります。
国(金融庁)の政策による融資方針の変更
例えば、国(金融庁)の政策によって融資方針が変わることがあります。金融庁から積極的な融資を行うように指針などが作られた場合、それに沿って金融機関が今までの消極的な融資方針から、積極的な融資方針に変更することがあります。
支店長が変わったことによる融資方針の変更
支店長が変わることによって、その支店の融資方針が変わることがあります。支店長の中には、積極的に融資をする人もいれば、融資に消極的な人もいます。そして、支店長は数年ごとに異動があります。そのため、前の支店長で融資を断られたけれども、新しい店長で融資が受けられたということもありえます。
まとめ
一度融資を断られたからといって、その金融機関が永遠に融資をしてくれないということではありません。融資を断られた場合には、ある程度期間を置いて再度チャレンジしてみることをお勧めします。