資金の使い道は明確にしよう
資金使途(何にお金を使うのか?)ということを金融機関は非常に重要視します。企業に貸したお金がどのような形で使われるのか、融資した資金が事業を成長させることに役立つものなのか、といった観点から金融機関は融資を判断します。ですから、資金の使い道を明確にし、金融機関へ説明できるようにしておくことが大切です。
融資を受けたときにやってはいけないこと
そして、一番やってはいけないことは資金使途違反です。金融機関に対して「こういった目的でお金を使います」と言ったにもかかわらず、別の目的でお金を使うことは金融機関との契約違反に該当します。例えば、原材料の仕入れで使うという契約で借り入れたにもかかわらず、株式投資に使ってしまうなどといったことは、資金使途違反にあたります。資金使途違反が判明した場合には、最悪の場合金融機関から全額の返済を迫られる可能性もあります。
融資の申し込み においては、資金使途を明確にし、必ず融資の目的に沿った資金の使い方をしましょう。