融資稟議書には、何を書かれるのでしょうか。融資稟議書とは、融資の審査をする際に、渉外担当者が作成する書類になります。融資稟議書には、主に以下の情報が記載されます。
融資の目的
融資を利用する目的や資金の使途を明確に記載します。例えば、運転資金や設備投資のための資金などが挙げられます。
融資金額
必要な融資の金額が記載されます。
返済計画
融資の返済計画を詳細に記載します。返済期間や返済方法(一括返済、分割返済など)などが含まれます。
金利条件
融資に関連する金利条件を明示します。金利の種類(固定金利、変動金利など)などが記載されます。
担保や保証
融資の返済保証として提供する担保や保証人の情報を記載します。担保の種類や価値、保証人の個人情報などが含まれます。
融資のリスク評価
融資の申請者や事業のリスク評価を行います。財務情報や事業計画などを元に、返済能力や信用性を評価します。
まとめ
融資稟議書は、融資の審査や承認のために提出されるため、正確で詳細な情報が必要です。これによって、融資の申請内容や条件が適切かどうか判断され、融資の可否や条件が決定されます。そのため、この情報が不足すると融資が受けられない場合があります。それを避けるために、企業の側から事業計画書や企業の情報などを積極的に開示していくことが必要となってきます。